[ LandStyle Menu ] 地盤補強工事
軟弱地盤に構造物(戸建住宅等)を建築する際、計画構造物の長期的な安全性に配慮し、地盤補強工事(地盤改良・杭基礎等)を行います。
一般的に地盤補強工事の選定は、スウェーデン式サウンディング試験の貫入抵抗値などの現地計測結果を重視し、決定されることが多いです。
しかし、現地計測の他に
・事前調査(資料調査/ペーパーロケーション)
・現地踏査(現地ロケーション/サンプリングによる土質・地質の分布状況)
の結果も工法の選定を行う上では重要な要素となります。
地形から解かるおおよその地盤の良否の例を表1(添付資料1-3)参照)に示します。
なお、地盤補強工事の必要性の有無や複数の工法が選定される場合は、下記の条件を考慮し、総合的に検討して地盤補強工法の選定を行います。
・隣接構造物等に悪影響を及ぼさない工法・形式であること。
・上載荷重に対して十分な許容支持力を有する地盤であること。
・安全性・施工性・経済性等に基づき、土質条件・環境条件に十分対応できるものであること。
・構造物に有害な変形を与える地盤が下位に分布していないこと。